今から約1,500年前第27代安閑天皇がこの地に来られ優れた牧草の豊富さに感激され住民たちに放牧を勧められたのが　此の地の発展の始まりで　其の事が古書（日本書紀）に見るこの地の最初で「乳牛牧」の地名が明治初期の地図に残っております　又のち大阪市に編入され東淀川区豊里町となりましたがこの豊里の名にも謂われが有り　昔　聖徳太子がこの地に四天王寺を建立しようとして再三調査においでになり　その都度住民たちは三番叟等舞って丁重におもてなしをし　歓待したことにより太子は大変お喜びになり自画像を描き住民たちに与えられたのが今に大宮の社にお祀りしてあります。このことから太子の別称「豊聡耳皇子」（トヨトミミノオオジ）から豊里と名づけられ　又　大阪市に編入されるまでの地名は摂津の国西成郡天王寺庄といわれておりました　然し　この地洪水が多く結局今の四天王寺に建立されたと言うことです。

人は皆、荒御霊（アラミタマ）と和御霊（ニギミタマ）と直毘の御霊（ナオビノミタマ）を持ち合わせています。
人が亡くなりますと、荒御霊はお墓に、和御霊は家に、直毘の御霊は氏神様の神社の杜（モリ）に帰ってきて皆様のご家族を見守られています。
このように、祖先の御霊が見守ってくれる神聖で清閑な「ホット」出来る場所、そんな神社です。